開校宣言
幼児フリースクール「お山のおうちえん」を開園してから2年。
子どもたちは、異年齢の温かな関係性の中、それぞれに自分のしたいことを自分で考え過ごす日々を積み重ねてきました。
ここの子どもたちが大人の想像を超えて、伸びやかに、自分らしく成長する姿を見て、小学部でも、そのような場が継続してあることの意義や必要性を、心の深いところで実感できたことで、場を開く決意がもてました。
軽やかに、伸びやかに育ち合う学び舎で、幸せな子ども時代を過ごした子どもたちは、きっと、自分らしく幸せに生きる感覚を“心の根っこ”に持ちながら、周りの人と調和して、これからの社会をより良いものにしていってくれるもの。
子どもたちがその柔らかで豊かな感性を十分に発揮して、人生の中の宝物のような時間を過ごす、そんな山の中の小さな学び舎を目指しています。
他の誰かと比べられたり、評価されたりするのではなく、自分の存在があるがまま受け止められ、認められた安心感のある空間の中で、他の誰かがではなく、「自分の心がやってみたい!」と求めることを探究する中で、深い問いが自分の中に生まれ、本質的な学びを得る。
その日々の積み重ねは、本来の“自分”とつながっていく貴重なプロセスでもあります。
「学び」とは、本来“広がり”や“深まり”があるもの。
「学校」とは、本来“楽しいところ”であるもの。
今から、ここから。
自分の土台をつくる子ども時代に、夢中になって、我を忘れるほど、自分のしたいことに没頭する時間(経験)を、たくさん胸に刻んで、大きくなっていってほしいのです。
この場に関心を寄せて下さる全ての人と共に、この場に学童期の子どもたちのための“学び舎”を創っていきます。
子どもたちと一緒にワクワクする未来を創っていきましょう。
お山のおうちえん
代表 田原 洋平